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◆ 金鍋  福岡県北九州市若松区 
石炭の積み出し港として大いに沸いた若松。その昔の富豪たちが食事した老舗の料亭。明治28年創業という九州で最も古い料亭だ。そんな昔の建物を今に残しているので、すごく風情がある。建物が北九州市の文化財にも指定されている。そんな高級なところで食べる食事だからどんなものかと思ったら、以外にリーズナブルでボリュームあって、しかも噂に違わずかなり極上品。
この日の先付けは旬のサバ。いきなりうまい。そのあと前妻が白和えと合鴨、サーモン一口寿司、レンコン、海老フライ。どれも上品な味。奇麗に盛り付けられているのもすごいな。刺身も絶品。
そして出てきたメインの鍋。よせ鍋は、お盆に乗った竜宮城。煌びやかな具材がこれでもかって大量に盛り付けられている。鍋にはダシと味が利いていて、そこにあれこれ具材を投入していく。その具からさらにだしが出てどんどん旨くなっていく。あんこう、カニ、合鴨、豚、キンメ、珍味系で紋甲イカの団子。そしてたっぷりの野菜。すごく旨い。このあと釜めしがあるけど、これ雑炊にしたらおいしいだろうな。ちょうすごいボリューム。
それと、この日二種類食べて、牛しゃぶのほう。これがまたすごい。こんなうまいにくはなかなか食べれない。佐賀牛の中でも最高級の伊万里牛を一人200gも用意してくれていた。さっと半生で食べる。すごい。これ食べたら他の店でしゃぶしゃぶ食べれないな。これにもたっぷり野菜がついていて、すごくヘルシー。
これで終わりかと思っていたら出てきた天ぷら。これもうまい。
そして〆はいよいよ釜めし。この日秋だったので栗ご飯だった。すごくうまみが強い釜めしで、醤油の香りがすごい。お焦げがついて香ばしく、さらに食欲をそそる。もうおなかいっぱいかと思ったら、パクパク食べれた。
デザートはアイス。卵たっぷりでいける。昔富豪が集った店に私みたいな庶民が行けるというのがうれしいな。値段が本当にお手頃で、その辺の中級居酒屋より安いというのがうれしい。
よせ鍋コース4200円
牛しゃぶコース6,300円

写真の鍋が違うだけで、あとは全部同じものがつく。
いやー館内かなり素敵。歴史を感じる。
◆ かぐら  福岡県宗像市東郷
宗像市役所すぐそば、路地裏にある素敵なダイニングバー。料理のメインは魚かな。いけすもあるし、仕入れもいいみたいで、刺身類もうまい。それらをまず食べて、そこからいろいろとつまみを食べていく。この店、居酒屋メニューから、洋食まで幅広くそろえていて、どれも安くてうまくてすごくいい店。アクアパッツァなんかあるからびっくり。イタリアンでよく食べる魚介の煮付けのようなもの、それが食べれるとは。しかもなかなか。〆にパスタなんか食べて、すごく面白い店だ。
雰囲気もいいし、いろんな飲み会にいい。メニューも豊富だから好き嫌いがあるメンバーと飲みに行く時にも対応だ。

お通し

サンマ刺身500円

刺身盛り合わせ1〜2人前1050円

ブタキム鉄板焼き600円

ヒラメとキノコのアクアパッツァ980円
◆ 耕治  北九州市小倉北区

醤油ラーメン
昭和30年創業の老舗中華料理屋さん。東京浅草生まれの平野耕治という人が小倉の鳥町に東京ラーメンの店を開いたのがはじめ。東京大空襲で焼け出されこの地にやってきたという。
鳥町食堂街にあって際立つ高級感。ちょっと入るのに勇気がいる店だ。ラーメンで有名な店だが、メニューはラーメンだけでなく中華全般がそろっている。お勧めはやはり醤油ラーメン昔ながらのかなり懐かしい醤油ラーメン。東京でもこういう醤油ラーメン最近減ってきて、こってり個性はラーメンが増えてきているだけにいいかんじ。かなり濃厚な鶏がらスープに細い麺が入る。
そして麺類ではたんめん。西日本にはあまりないタンメンだが、ここのは耕治の超濃厚鶏がらスープを塩味で。そこに細いめんととろみのついた野菜。アツアツを食べる。塩味だけに濃厚な鶏がらを思う存分味わえる。
さらに中華一品もどれもかなり手が込んでいてよくできている。特に昔から看板メニューだったらしいシュウマイはすごい。ランチプレートで食べたが、肉と魚介の味わいと両方が詰まったジューシーなシュウマイ。これはかなり酒がすすむ。
どれも上質でとてもいい店だ。全体的にもう少し安ければ文句ないけどな。結構高級な中華だ。

たんめん1050円
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